共焦点顕微鏡で明らかになった線条体への興奮性入力様式

本研究ではこの目的のためにパルブアルブミンのプロモーター配下にmyrGFP-LDLRct遺伝子を導入したトランスジェニックマウス (PV-FGLマウス) を用いた (Kameda et al., 2008; Kameda et al., 2012)。解析の結果、以上の結果から、①運動視床は線条体PVニューロンの近位樹状突起に対し好んで投射し、運動皮質は樹状突起の全体に投射すること、②VGluT2陽性の軸索終末は線条体PVニューロンの近位樹状突起に対し好んで投射し、VGluT1陽性の軸索は樹状突起の全体に均一な投射すること、③VGluT2とVGluT1はいずれもPVニューロンの細胞体に投射し、VGluT2のVGluT1に対する密度比は樹状突起の60 µm以降の密度比と比べ、細胞体で有意に高いことが明らかとなった。

共焦点顕微鏡で明らかになった線条体への興奮性入力様式のスキーム
共焦点顕微鏡像

本研究に関する発表論文

  • Nakano Y, Karube F, Hirai Y, Kobayashi K, Hioki H, Okamoto K, Kameda H, Fujiyama F.
    Parvalbumin-producing striatal interneurons receive excitatory inputs onto proximal dendrites from the motor thalamus in male mice.
    J. Neurosci. Res. 96, 1186-1207.
    DOI: 10.1002/jnr.24214, 2018