藤山 文乃

研究内容

藤山 文乃 教授

パーキンソン病やハンチントン舞踏病の患者さんたちが、自分のイメージ通りに動くことが難しいのはなぜか? 逆に言えば私たちはなぜ思った通りに動けるのか? 私たちの研究グループでは、学習と運動の連携、つまり「文脈に沿った行動選択」を実現する脳部位である大脳皮質ー基底核ー視床ループを解明するための研究をしています。

これまで脳の作動原理は、複雑な神経回路網の中に埋もれて、そのデザインを読み解くことが難しい状況にありました。しかし科学の進歩はそこに風穴を開けようとしています。私たちの研究グループでも、形態学、電気生理学、遺伝子工学を駆使した多様で新しい実験手法を導入しています。例えば遺伝子組み替えウイルスベクタを用いた特異的ニューロン標識、共焦点レーザー顕微鏡やニューロルシダなどを用いた神経再構築、光遺伝学(オプトジェネティクス)を組み合わせたパッチクランプなどです。形態学などの静的なアプローチには精緻さを追求できる利点があります。これに電気生理や光遺伝学などの動的なアプローチを組み合わせることで、包括的に脳の基盤図を解明します。さらにこうして手に入れた正確な地図をもとに、特定の神経システムが傷害される神経変性疾患の病態解明と治療応用に貢献したいと考えています。

パーキンソン病の原因となるドーパミンニューロンは、運動調節だけでなく、報酬を基盤とした強化学習など、高次脳機能もコントロールしています。感覚、運動、認知、情動など、あらゆる要素が同時期に影響しあいながら機能しているのが脳の醍醐味と言えます。大胆にそしてあくまでも緻密にその謎に迫りたいと考えています。

これまでの研究
の概要

A. post-embedding免疫電験法によって、シナプス部位ごとの受容体解析を可能にした

私がオックスフォード大学で開発段階から関わった凍結置換によるpost-embedding免疫電験法は、抗原性を保持したままナノメートルの厚さの切片上で抗原抗体反応をおこなうため、抗体の浸透性がシナプス部位でも低下しません。この手法により、線条体投射ニューロンの相互シナプスの欠如(A-1)、線条体変性後の投射先におけるGABA受容体の数的な増加(up-regulation)(A-2)、線条体に存在するプレシナプス型AMPA受容体(A-3)などの所見を得ることができました。  さらに、この手法では多重標識が可能なため、各シナプス部位におけるGABAA受容体のサブユニット構成を明らかにすることもできます(図1、A-4)。

図1. 電顕三重標識によるGABA_A受容体の同定
  • A-1. post-embedding電顕法で明らかになった線条体の局所回路 (詳細
  • A-2. 線条体神経変性に伴うGABAA受容体のup-regulationを発見詳細
  • A-3. post-embedding電顕法で明らかになった線条体AMPA受容体の分布詳細
  • A-4. post-embedding電顕法三重標識によるGABAA受容体の同定 詳細

B. 世界に先駆けて小胞性グルタミン酸トランスポーターの抗体を作製し、興奮性神経投射グループの解析を可能にした

私が京都大学在職中に世界に先駆けて作製したのが、興奮性神経終末のみを可視化する「小胞性グルタミン酸トランスポーター(VGluT)」の抗体です(図2、B-1, B-2, B-3)。線条体は大脳皮質および視床からグルタミン酸入力を受けていますが、この両者が各々VGluT1およびVGluT2を発現していることを解明しました(A-3)。この特性を利用して、線条体のコンパートメント構造への大脳皮質および視床からの入力様式の違いを、蛍光顕微鏡および電子顕微鏡による解析を用いて明らかにすることができました(図3、B-4)。この仕事は、視床線条体投射を単一神経細胞レベルで明らかにした仕事(C-3)や、共焦点顕微鏡で明らかにした仕事(B-5)に発展しました。

図2. VGluTの生化学的性質
図3. 視床は線条体パッチ領域を避けている
  • B-1. 小胞性グルタミン酸トランスポーターの抗体を世界に先駆けて作成した詳細
  • B-2. 小胞性グルタミン酸トランスポーター (VGluT) の中枢神経mapping詳細
  • B-3. 小胞性グルタミン酸トランスポーター (VGluT) の解説詳細
  • B-4. 視床は線条体のパッチ(ストリオソーム)領域を避けていることを明らかにした詳細
  • B-5. 共焦点顕微鏡で明らかになった線条体への興奮性入力様式 [指導学位論文]詳細

C. 遺伝子改変ウイルストレーサーを用いて単一神経細胞の軸索を完全に可視化し、新しい大脳基底核回路を解明した

膜移行性シグナルを組み込んだ遺伝子改変ウイルストレーサーを一つの神経細胞(ニューロン)に感染させ、投射軸索を完全に可視化することで、線条体パッチ(ストリオソーム)ニューロンの投射様式をはじめて明らかにするとともに(C-1)、直接路ニューロンから間接路中継核の淡蒼球外節への側枝が存在すること、淡蒼球外節から線条体のみに投射するニューロン(Arkypallidal Neuron)の投射様式(図4、C-2)、視床線条体投射とコンパートメント構造との関係(C-3)など、新しい大脳基底核回路を解明しました。

図4. 新しい淡蒼球外節-線条体投射ニューロン
  • C-1. 単一線条体ニューロンの軸索投射様式詳細
  • C-2. 新しい淡蒼球外節-線条体投射ニューロン詳細
  • C-3. 視床線条体投射とストリオソーム・マトリックス構造 [指導学位論文]詳細

D. 形態学に電気生理学および光遺伝学を組み合わせ、神経路の静的解析と動的解析の連携を可能にした

同志社大学で電気生理を得意とするラボメンバーたちと、形態学的手法で見つけた神経路が、機能的にどう働いているのかを、光遺伝学操作や電気生理などを用いて確認し、その事象を再び形態学的に確認する、というシステム神経科学の研究手法を始めました。直接路ニューロンの側枝が淡蒼球外節に興奮性の調節をおこなっていること(D-1)、遺伝子改変ラットを用いて、淡蒼球パルブアルブミンニューロンがドーパミンニューロンを強く抑制していること(D-2)などの発見をし、解剖と機能の両面で大脳基底核の解明を目指しています。

 パーキンソン病の原因であるドーパミン神経細胞を巡るネットワークの解明は、学位論文以来のテーマの一つです(E-1, A-2, C-1)。

  • D-1. 線条体の側枝は淡蒼球外節ニューロンに興奮性シナプスをつくる [指導学位論文]詳細
  • D-2. ドーパミン神経細胞を支配する淡蒼球ニューロンをはじめて解明 [指導学位論文]詳細
  • E-1. pre-embedding電顕法によるドーパミン神経から線条体神経細胞へのシナプス入力
    詳細

学会活動

  • 日本神経科学学会 理事
  • 日本解剖学会男女共同参画委員会委員長
  • International Basal Ganglia Society, Councilor
  • 日本神経学会専門医
  • 日本内科学会認定医、専門医
  • 宇宙生体医工学研究プロジェクト リサーチメンバー

リンク

日本語略歴

1987年 国立佐賀医科大学医学部医学科 卒業、医師免許取得、内科医局員
1991年 日本内科学会認定医
1992年 国立佐賀医科大学 医学部 解剖学教室 助手
1993年 日本神経学会専門医
1993年 日本内科学会専門医
1996年 博士(医学)学位取得医
1997年 オックスフォード大学 MRC研究員(文部省在外派遣)
1999年 テネシー州立大学 医学部 Visiting Assistant Professor
2000年 国立京都大学 医学研究科 高次脳形態学教室 助手
2004年 国立京都大学 医学研究科 高次脳形態学教室 講師
2005年 国立京都大学 医学研究科 高次脳形態学教室 助教授
2007年 国立京都大学 医学研究科 高次脳形態学教室 准教授
2012年 私立同志社大学大学院 脳科学研究科 神経回路形態部門 教授
2020年 国立北海道大学大学院 医学研究院 組織細胞学教室 教授

英語略歴

1987 Resident,
Internal Medicine and Neurology, Saga Medical School
1991 Board certified member,
Japanese Soiciety of Internal Medicine
1992 Research Assistant,
Department of Anatomy, Saga Medical School
1993 Board of clinical neurology,
Japanese Society of Neurology
1993 Fellow,
Japanese Society of Internal Medicine
1996 MD, PhD
1997 Post-doctoral scientist, MRC, Oxford University
1999 Visiting assistant professor, University of Tennessee
2000 Research Associate, Kyoto University, Graduate School of Medicine
2004 Lecture, Kyoto University, Graduate School of Medicine
2005 Assistant Professor, Kyoto University, Graduate School of Medicine
2007 Associate Professor, Kyoto University, Graduate School of Medicine
2012 Professor, Doshisha University, Grad Sch Brain Science
2020 Professor, Hokkaido University, Faculty of Medicine and Graduate School of Medicine

業績

2020年

  1. Okamoto S, Yamauchi K, Sohn J, Takahashi M, Ishida Y, Furuta T, Koike M, Fujiyama F, Hioki H Exclusive labeling of direct and indirect pathway neurons in the mouse neostriatum by an adeno-associated virus vector with Cre/lox system.
    STAR protocols 2(1) 100230 - 100230
    DOI: 10.1016/j.xpro.2020.100230

  2. Okamoto S, Sohn J,Tanaka T, Takahashi M, Ishida Y, Yamauchi K, Koike M, Fujiyama F, Hioki H
    Overlapping Projections of Neighboring Direct and Indirect Pathway Neostriatal Neurons to Globus Pallidus External Segment.
    iScience 2020.
    DOI: 10.1016/j.isci.2020.101409

2019年

  1. Karube, F., Takahashi, S., Kobayashi, K., and Fujiyama, F.
    Motor cortex can directly drive the globus pallidus neurons in a projection neuron type-dependent manner in the rat.
    eLife 8:e49511, 2019. (以下全て※はcorresponding author)
  2. Fujiyama F., Unzai T, Karube F:/Thalamostriatal projections and striosome-matrix compartments.
    Neurochemistry International 125, 67-73
    DOI: https://doi.org/10.1016/j.neuint.2019.01.024, 2019.
  3. 高橋晋, 苅部冬紀, 藤山文乃
    大脳基底核と運動・学習.
    ブレインサイエンスレクチャー. 市川眞澄編 共立出版, 東京, 全151 頁,2019.
  4. 藤山文乃:視床の機能解剖学.
    大脳皮質の機能解剖学.
    標準生理学. 編集 大森治紀, 伊佐正, 他, 医学書院, 203-217頁, 2019.

2018年

  1. Hirono M, Watanabe S, Karube F, Fujiyama, F, Kawahara S, Nagao S, Yanagawa Y, Misonou H:
    Perineuronal nets in the deep cerebellar nuclei regulate GABAergic transmission and delay eyeblink conditioning.
    J. Neurosci. 38, 6130-6144
    DOI: 10.1523/JNEUROSCI.3238-17.2018., 2018.
  2. Nakano Y, Karube F, Hirai Y, Kobayashi K, Hioki H, Okamoto K, Kameda H, Fujiyama F
    Parvalbumin-producing striatal interneurons receive excitatory inputs onto proximal dendrites from the motor thalamus in male mice.
    J. Neurosci. Res. 96, 1186-1207 doi: 10.1002/jnr.24214, 2018.
  3. Matsuda W, Sonomura T, Honma S, Ohno S, Goto T, Hirai S, Itoh M, Honda Y, Fujieda H, Udagawa J, Takano S, Fujiyama F, Ueda S: Anatomical variations of the torcular Herophili: macroscopic study and clinical aspects.
    Anat. Sci. Int. 93, 464-468, doi: 10.1007/s12565-018-0436-z, 2018.
  4. Hashimotodani Y, Karube F, Yanagawa Y, Fujiyama F, Kano M:
    Supramammillary nucleus afferents to the dentate gyrus co-release glutamate and GABA and potentiate granule cell output.
    Cell Rep. 25(10), 2704-2715.e4.
    DOI: 10.1016/j.celrep.2018.11.016, PubMed:30517859, 2018.

2017年

  1. Unzai T, Kuramoto E, Kaneko T, Fujiyama F:
    Quantitative analyses of the projection of individual neurons from the midline thalamic nuclei to the striosome and matrix compartments of the rat striatum.
    Cerebral Cortex 27(2), 1164-1181
    DOI: 10.1093/cercor/bhv295, 2017.
  2. Oh Y-M, Karube F, Takahashi S, Kobayashi K, Takada M, Uchigashima M, Watanabe M, Nishizawa K, Kobayashi K, Fujiyama F:
    Using a novel PV-Cre rat model to characterize pallidonigral cells and their terminations.
    Brain Struct. Funct. 222, 2359-2378, doi: 10.1007/s00429-016-1346-2, 2017.
  3. Mizutani K, Takahashi S, Okamoto S, Karube F, Fujiyama F:
    Substance P effects exclusively on prototypic neurons in mouse globus pallidus.
    Brain Struct. Funct. 222, 4089-4110, 2017.
    DOI: 10.1007/00429-017-1453-8
  4. Nonomura S, Fujiwara-Tsukamoto Y, Kajihara T, Fujiyama F, Isomura Y:
    Continuous membrane potential fluctuations in motor cortex and striatum neurons during voluntary forelimb movements and pauses.
    Neurosci. Res. 120, 53-59,, 2017
    DOI: 10.1016/j.neures.2017.03.002. PMID: 28267578.
  5. 藤山文乃, 高橋晋, 苅部冬紀:
    大脳基底核の構造と機能.
    Clinical Neuroscience 35(3), 268-270, 2017.

2016年

  1. Fujiyama F, Nakano T, Matsuda W, Furuta T, Udagawa J, Kaneko T:
    A single-neuron tracing study of arkypallidal and prototypic neurons in healthy rats.
    Brain Struct. Funct. 221(9), 4733-4740, 2016.
    DOI: 10.1007/s00429-015-1152-2
  2. Yamada K, Takahashi S, Karube F, Fujiyama F, Kobayashi K, Nishi A, Momiyama T:
    Neuronal circuits and physiological roles of the basal ganglia in terms of transmitters, receptors and related disorders.
    J. Physiol. Sci. 66(6), 435-446, 2016.
    DOI: 10.1007/s12576-016-0445-4
  3. Fujiyama F:
    Morphological re-evaluation of the basal ganglia network.
    Brain and Nerve 68(7), 861-864, 2016.
  4. 藤山文乃
    大脳基底核回路の形態学的解析.
    機能的脳神経外科 55. 38-42, 2016(第55回日本定位・機能神経外科学会優秀演題).
  5. 藤山文乃
    基底核回路とドパミン.
    神経内科 85(5),460-463, 2016.

2015年

  1. Fujiyama F, Karube F, Takahashi S:
    Morphological elucidation of basal ganglia circuits contributing reward prediction.
    Frontiers in Neuroscience 9(6), 1-9, 2015
    DOI: 10.3389/fnins.2015.00006, PubMed:25698913
  2. 高橋 晋, 藤山文乃: 大脳基底核を巡る伝導路.
    Clinical Neuroscience 33(7), 767-771, 2015.
  3. 藤山文乃:神経伝達物質.
    脳神経外科医が知っておくべきニューロサイエンスの知識. 監修 橋本信夫, 編集 三國信啓, 深谷親,
    文光堂, 32-33頁, 2015.

2014年

  1. Miyazaki H, Oyama F, Inoue R, Aosaki T, Abe T, Kiyonari H, Kino Y, Kurosawa M, Shimizu J, Ogiwara I, Yamakawa K, Koshimizu Y, Fujiyama F, Kaneko T, Shimizu H, Nagatomo K, Yamada K, Shimogori T, Hattori N, Miura M, Nukina N:
    Singular localization of sodium channel β4 subunit in unmyelinated fibres and its role in the striatum.
    Nature Communications 5, 5525,
    DOI: 10.1038/ncomms6525
    PubMed: 25413837, 2014.
  2. 藤山文乃:
    大脳基底核の神経回路.
    Clinical Neuroscience 32, 30-32, 2014.
  3. 藤山文乃:
    単一ニューロン可視化技術でみる基底核回路.
    Frontiers in Parkinson Disease 7, 148-151, 2014.
  4. 藤山文乃:
    大脳基底核回路の形態学的解析.
    日本神経回路学会誌 21, 132-135, 2014.
  5. 藤山文乃:
    中枢神経系の構造.
    カンデル神経科学. 日本語監修 金澤一郎, 宮下保司, メディカル・サイエンス・インターナショナル, 335-352頁, 2014(翻訳).

2013年

  1. Hioki H, Okamoto S, Konno M, Kameda H, Sohn J, Kuramoto E, Fujiyama F, Kaneko T:
    Cell type-specific inhibitory inputs to dendritic and somatic compartments of parvalbumin-expressing neocortical interneuron.
    J. Neurosci. 33, 544-555, 2013.
  2. Koshimizu Y, Fujiyama F, Nakamura KC, Furuta T, Kaneko T:
    Quantitative analysis of axon bouton distribution of subthalamic nucleus neurons in the rat by single neuron visualization with a viral vector. J. Comp. Neurol. 521, 2125-46, 2013.
  3. Oyama K, Ohara S, Sato S, Karube F, Fujiyama F, Isomura Y, Mushiake H, Iijima T, Tsutsui K.
    Long-lasting single-neuron labeling by in vivo electroporation without microscopic guidance.
    J. Neurosci. Methods 218, 139-147, 2013.
  4. 藤山文乃:報酬予測をつくるネットワークの解明. 生体の科学「予測と意思決定の神経科学」 64(4), 309-313, 2013
  5. 藤山文乃:線条体.
    脳神経科学イラストレイテッド 改訂第3版. 編集 森寿 他,羊土社,80-85頁, 2013.

2012年

  1. Tanaka YH, Tanaka YR, Fujiyama F, Furuta T, Yanagawa Y, Kaneko T:
    Local connections of layer 5 GABAergic interneurons to corticospinal neurons.
    Frontiers in Neural Circuits 5, 12, 2012.
  2. Tanaka YR, Tanaka YH, Konno M, Fujiyama F, Sonomura T,
    Okamoto-Furuta K, Kameda H, Hioki H, Furuta T, Nakamura KC, Kaneko T: Local connections of excitatory neurons to corticothalamic neurons in the rat barrel cortex.
    J.Neurosci. 31, 18223-28236, 2012.
  3. Ohno S, Kuramoto E, Furuta T, Hioki H, Tanaka YR, Fujiyama F, Sonomura T, Uemura M, Sugiyama K, Kaneko T:
    A morphological analysis of thalamocortical axon fibers of rat posterior thalamic nuclei: A single neuron tracing study with viral vectors.
    Cerebral Cortex 22, 2840-2857, 2012.
  4. Kameda H, Hioki H, Tanaka YH, Tanaka T, Jaerin Sohn, Sonomura T, Furuta T, Fujiyama F, Kaneko T:
    Parvalbumin-producing cortical interneurons receive inhibitory inputs on proximal portions and cortical excitatory inputs on distal dendrites.
    Eur. J. Neurosci. 35, 834-854, 2012.
  5. 松田和郎, 古田貴寛, 薗村貴弘, 大原信司, 布施郁子, 武内重二, 山上達人, 安田宗義, 本間智, 中村公一, 日置寛之, 藤山文乃, 金子武嗣, 宇田川潤:
    中脳ドパミン系の投射様式:パーキンソン病の発症に関与する神経基盤についての考察.
    機能的脳神経外科 51(1), 60-66, 2012.

2011年

  1. Fujiyama F, Sohn J, Nakano T, Furuta T, Nakamura KC, Matsuda W, Kaneko T:
    Exclusive and common targets of neostriatofugal projections of rat striosome neurons: A single neuron-tracing study using a viral vector.
    Eur. J. Neurosci. 33, 668-77,
    evaluated by Kent Berridge, a Member of F1000; top 2% of published articles in biology and medicine, 2011.
  2. Kuramoto E, Fujiyama F, Nakamura KC, Tanaka Y, Hioki H, Kaneko T:
    Complementary distribution of glutamatergic cerebellar and GABAergic basal ganglia afferents to the rat motor thalamic nuclei.
    Eur. J. Neurosci. 33, 95-109, 2011.
  3. 倉本恵梨子, 古田貴寛, 日置寛之,藤山文乃, 金子武嗣:
    シンドビスウイルスベクターを用いた新しい単一神経細胞標識法 ―運動性視床核ニューロンの完全再構築を例として.
    顕微鏡 46, 125-131. 2011.

2010年

  1. Hioki H, Nakamura H, Ma Y-F, Konno M, Hayakawa T, Nakamura KC, Fujiyama F, Kaneko T:
    Vesicular glutamate transporter 3-expressing nonserotonergic projection neurons constitute a subregion in the rat midbrain raphe nuclei.
    J. Comp. Neurol. 518, 668-686, 2010.
  2. 藤山文乃:
    基底核ニューロンの分子マーカー.
    Clinical Neuroscience 28, 1352-1354, 2010.

2009年

  1. Nakamura KC, Fujiyama F, Furuta T, Hioki H, Kaneko T:
    Afferent islands are larger than µ-opioid receptor patch in striatum of rat pups.
    NeuroReport 20, 584-588, 2009.
  2. Matsuda W, Furuta T, Nakamura KC, Hioki H, Fujiyama F, Arai R, Kaneko T:
    Single nigrostriatal dopaminergic neurons form widely spread and highly dense axonal arborizations in the neostriatum.
    J. Neurosci. 29, 444-453, 2009.
  3. Fujiyama F:
    Anatomical connections of the basal ganglia.
    Brain and Nerve* 61(4), 341-349, 2009.

2008年

  1. Ide Y, Fujiyama F, Okamoto-Furuta K, Tamamaki N, Kaneko T, Hisatsune T:
    Rapid integration of young newborn neurons into a hippocampal circuitry.
    Eur. J. Neurosci. 28, 2381-2392, 2008
  2. Koshimizu Y, Wu S-X, Unzai T, Hioki H, Sonomura T, Nakamura KC, Fujiyama F, Kaneko T
    Paucity of enkephalin production in neostriatal striosomal neurons: analysis with preproenkephalin/green fluorescent protein transgenic mice.
    Eur. J. Neurosci. 28, 2053-2064, 2008.
  3. Matsumoto M, Nakagawa T, Kojima K, Sakamoto T, Fujiyama F, Ito J:
    Potential of embryonic stem cell-derived neurons for synapse formation with auditory hair cells.
    J. Neurosci. Res. 86, 3075-3085, 2008.
  4. May CA, Nakamura Ko, Fujiyama F, Yanagawa Y:
    Quantification and characterization of GABAergic amacrine cells in the retina of GAD67-GFP knock-in mice.
    Acta. Ophthalmol. 86, 395-400, 2008.

2007年

  1. Kuramoto E, Fujiyama F, Unzai T, Nakamura Ko, Hioki H, Furuta T, Shigemoto R, Ferraguti F, Kaneko T:
    Metabotropic glutamate receptor 4-immunopositive terminals of medium-sized spiny neurons selectively form synapses with cholinergic interneurons in the rat neostriatum.
    J. Comp. Neurol. 500(5), 908-922, 2007.
  2. May, C.A., Nakamura, K., Fujiyama, F., Komatsu, Y., Yanagawa, Y:
    Homozygous GAD65 and heterozygous GAD67 knock-out mice reveal normal retinal development and maintenance despite reduced amounts of GABA.
    Acta.Neuropathologica. 113(1), 101-103, 2007.
  3. Nakamura Ko, Watakabe A, Hioki H, Fujiyama F, Tanaka Yasuyo, Yamamori T, Kaneko T:
    Transiently increased colocalization of vesicular glutamate transporters 1 and 2 at single axon terminals during postnatal development of mouse neocortex: a quantitative analysis with correlation coefficient.
    Eur. J. Neurosci. 26(11), 3054-67, doi: 10.1111/j.1460-9568.2007.05868.x, 2007.
  4. 藤山文乃, 金子武嗣:
    大脳基底核の解剖.
    Clinical Neuroscience 25(1), 22-24, 2007.

2006年

  1. Fujiyama F, Unzai T, Nakamura K, Nomura S, Kaneko T:
    Difference in organization of corticostriatal and thalamostriatal synapses between patch and matrix compartments of rat neostriatum.
    Eur. J. Neurosci. 24(10), 2813-2824, 2006.
  2. Wallen-Mackenzie A, Gezelius H, Thoby-Brisson M, Nygard A, Enjin A, Fujiyama F, Fortin G, Kullander K:
    Vesicular glutamate transporter 2 is required for central respiratory rhythm generation but not for locomotor central pattern generation.
    J. Neurosci. 26(47), 12294-12307, 2006
  3. 藤山文乃
    線条体におけるシナプス前性AMPAレセプターの形態学的解析.
    顕微鏡 41(2), 90-94, 2006.
  4. 藤山文乃:
    線条体.
    脳神経科学イラストレイテッド 改訂第2版. 編集 森寿 他,羊土社,88-94頁, 2006.

2005年

  1. Nakamura K, Hioki H, Fujiyama F, Kaneko T:
    Postnatal changes of vesicular glutamate transporter (VGluT)1 and VGluT2 immunoreactivities and their colocalization in the mouse forebrain.
    J. Comp. Neurol. 492(3), 263-288, 2005.
  2. Tomioka R, Okamoto K, Furuta T, Fujiyama F, Iwasato T, Yanagawa Y, Obata K, Kaneko T, Tamamaki N:
    Demonstration of long-range GABAergic connections distributed throughout the mouse neocortex.
    Eur. J. Neurosci. 21(6), 1587-1600, 2005.
  3. 藤山文乃, 日置寛之, 金子武嗣:
    中枢神経ネットワークにおけるシナプス小胞性グルタミン酸トランスポーター.
    脳21 8(4), 37-42, 2005.
  4. 藤山文乃:
    線条体出力神経への興奮性入力の形態的解析.
    ブレインサイエンスレビュー2003 (財) ブレインサイエンス振興財団, 伊藤正男 川合述史 編. 医学書院. 219-234, 2005.

2004年

  1. Fujiyama F, Kuramoto E, Okamoto K, Hioki H, Furuta T, Zhou L, Nomura S, Kaneko T
    Presynaptic Localization of AMPA-type glutamate receptor in corticostriatal and thalamostriatal axon terminals.
    Eur. J. Neurosci. 20(12), 3322-3330, 2004.
  2. Lin LH, Edwards RH, Fremeau RT, Fujiyama F, Kaneko T, Talman WT
    Localization of vesicular glutamate transporters and neuronal nitric oxide synthase in rat nucleus tractus solitarii.
    Neuroscience 123(1), 247-255, 2004.
  3. Liu YY, Wong-Riley MT, Liu JP, Wei XY, Jia Y, Liu HL, Fujiyama F, Ju G
    Substance P and enkephalinergic synapses onto neurokinin-1 receptor-immunoreactive neurons in the pre-Botzinger complex of rats.
    Eur. J. Neurosci. 19(1), 65-75, 2004.
  4. Nakamura K, Wu SX, Fujiyama F, Okamoto K, Hioki H, Kaneko T
    Independent inputs by VGLUT2- and VGLUT3-positive glutamatergic terminals onto rat sympathetic preganglionic neurons.
    *NeuroReport 15(3), 431-436, 2004.
  5. Hioki H, Fujiyama F, Nakamura K, Wu S-X, Matsuda W, Kaneko T
    Chemically specific circuit composed of vesicular glutamate transporter 3- and preprotachykinin B-producing interneurons in the rat neocortex.
    Cerebral Cortex 14(11), 1266-1275, 2004.
  6. Wu SX, Koshimizu Y, Feng YP, Okamoto K, Fujiyama F, Hioki H, Li YQ, Kaneko T, Mizuno N:
    Vesicular glutamate transporter immunoreactivity in the central and peripheral endings of muscle-spindle afferents.
    Brain Res. 1011(2), 247-251, 2004.
  7. Nakamura K, Matsumura K, Hubschle T, Nakamura Y, Hioki H, Fujiyama F, Boldogkoi Z, Konig M, Thiel HJ, Gerstberger R, Kobayashi S, Kaneko T
    Identification of sympathetic premotor neurons in medullary raphe regions mediating fever and other thermoregulatory functions.
    J. Neurosci. 24(23), 5370-5380, 2004.

2003年

  1. Fujiyama F, Hioki H, Tomioka R, Taki K, Tamamaki N, Nomura S, Okamoto K, Kaneko T
    Changes of immunocytochemical localization of vesicular glutamate transporters in the rat visual system after the retinofugal denervation.
    J. Comp. Neurol. 465(2), 234-249, 2003.
  2. Liu YY, Wong-Riley MT, Liu JP, Jia Y, Liu HL, Fujiyama F, Ju G
    Relationship between two types of vesicular glutamate transporters and neurokinin-1 receptor-immunoreactive neurons in the pre-Botzinger complex of rats: light and electron microscopic studies.
    Eur. J. Neurosci. 17(1), 41-48, 2003.
  3. Li JL, Fujiyama F, Kaneko T, Mizuno N
    Expression of vesicular glutamate transporters, VGluT1 and VGluT2, in axon terminals of nociceptive primary afferent fibers in the superficial layers of the medullary and spinal dorsal horns of the rat.
    J. Comp. Neurol. 457(3), 236-249, 2003.
  4. Ichinohe N, Fujiyama F, Kaneko T, Rockland KS
    Honeycomb-like mosaic at the border of layers 1 and 2 in the cerebral cortex.
    J. Neurosci. 23(4), 1372-1382, 2003.
  5. Hioki H, Fujiyama F, Taki K, Tomioka R, Furuta T, Tamamaki N, Kaneko T
    Differential distribution of vesicular glutamate transporters in the rat cerebellar cortex.
    Neuroscience 117(1), 1-6, 2003.
  6. Li JL, Xiong KH, Dong YL, Fujiyama F, Kaneko T, Mizuno N
    Vesicular glutamate transporters, VGluT1 and VGluT2, in the trigeminal ganglion neurons of the rat, with special reference to coexpression.
    J. Comp. Neurol. 463(2), 212-220, 2003.
  7. Lin LH, Agassandian K, Fujiyama F, Kaneko T, Talman WT
    Evidence for a glutamatergic input to pontine preganglionic neurons of the superior salivatory nucleus in rat.
    J. Chem. Neuroanat. 25(4), 261-268, 2003.
  8. Oliveira A L.R, Hydling F, Olsson E, Shi T, Edwards RH, Fujiyama F, Kaneko T, Hokfelt T, Cullheim S, Meister B:
    Cellular localization of three vesicular glutamate transporter mRNA and proteins in rat spinal cord and dorsal root ganglia.
    Synapse 50, 117-129, 2003.
  9. Collin M, Backberg M, Ovesjo ML, Fisone G, Edwards RH, Fujiyama F,
    Meister B
    Plasma membrane and vesicular glutamate transporter mRNAs/proteins in hypothalamic neurons that regulate body weight.
    Eur. J. Neurosci. 18(5), 1265-1278, 2003.

2002年

  1. Fujiyama F, Stephenson FA, Bolam JP
    Synaptic localization of GABA(A) receptor subunits in the substantia nigra of the rat: effects of quinolinic acidlesions of the striatum.
    Eur. J. Neurosci. 15(12), 1961-1975, 2002.
  2. Kaneko T, Fujiyama F>, Hioki H
    Immunohistochemical localization of candidates for vesicular glutamate transporters in the rat brain.
    J. Comp. Neurol. 444(1), 39-62, 2002.
  3. Kaneko T, Fujiyama F
    Complementary distribution of vesicular glutamate transporters in the central nervous system.
    Neurosci. Res. 42(4), 243-250, 2002.

2001年

  1. Fujiyama F, Furuta T, Kaneko T
    Immunocytochemical localization of candidates for vesicular glutamate transporters in the rat cerebral cortex.
    J. Comp. Neurol. 435(3), 379-387, 2001.

2000年

  1. Fujiyama F,
    Fritschy JM, Stephenson FA, Bolam JP: Synaptic localization of GABA (A) receptor subunits in the striatum of the rat.
    J. Comp. Neurol. 416(2), 158-172, 2000.

1996年

  1. Fujiyama F, Masuko S
    Association of dopaminergic terminals and neurons releasing nitric oxide in the rat striatum: an electron microscopic study using NADPH-diaphorase histochemistry and tyrosine hydroxylase immunohistochemistry.
    Brain Res. Bull. 40(2), 121-127, 1996.

1996年

  1. Matsuo M, Hamasaki Y, Fujiyama F, Miyazaki S
    Eicosanoids are produced by microglia, not by astrocytes, in rat glial cell cultures.
    Brain Res. 685, 201-204, 1995.
  2. 増子貞彦,藤山文乃
    黒質分離培養神経シナプス.
    電子顕微鏡でみるミクロの世界 生物編. 編集 社団法人日本電子顕微鏡学会, 学際企画, 108-109頁, 1995.

1992年

  1. Kuroda Y, Kawasaki T, Haraoka S, Fujiyama F, Kakigi R, Abe M, Tabuchi K, Kuroiwa T, Kishikawa T, Sugihara H
    Autopsy report of primary CNS B-cell lymphoma indistinguishable from multiple sclerosis: diagnosis with the immunoglobulin gene rearrangements analysis.
    J. Neurol. Sci. 111(2), 173-179, 1992.
  2. Kuroda Y, Kurohara K, Fujiyama F, Takashima H, Endo C, Matsui M, Neshige R, Kakigi R:
    Systemic interferon-alpha in the treatment of HTLV-I-associated myelopathy.
    Acta. Neurol. Scand. 86(1), 82-86, 1992.

1991年

  1. Kuroda Y, Fujiyama F, Nagumo F
    Analysis of factors of relevance to rapid clinical progression in HTLV-I-associated myelopathy.
    J. Neurol. Sci. 105(1), 61-66, 1991.
  2. Neshige R, Kuroda Y, Kakigi R, Fujiyama F, Matoba R, Yarita M, Luders H, Shibasaki H
    Event-related brain potentials as indicators of visual recognition and detection of criminals by their use.
    Forensic. Sci. Int. 51(1), 95-103, 1991.
  3. Kuroda Y, Fujiyama F, Ohyama T, Wanatabe T, Endo C, Neshige R, Kakigi R:
    Numb chin syndrome secondary to Burkitt's cell acute leukemia.
    Neurology 41(3), 453-454, 1991 doi: https://doi.org/10.1212/WNL.41.3.453.
  4. Fujiyama F, Matsuzaki M, Shimamoto Y, Noguchi T, Kuroda Y, Yamaguchi M:
    Burkitt's type ALL with numb chin syndrome as an initial manifestation.
    臨床血液 32(2), 152-155, 1991.
  5. 藤山文乃, 黒田康夫, 柴崎浩:
    多発性硬化症.
    月刊 臨床と研究 別冊 68(4), 37-42, 1991.